住宅ローンは「借金」であることを自覚する！
家を建設するには多額の費用が掛かります。お金持ちの人であれば全額自己資金で建てることも出来ます。ですが、家を建てる場合は、ほとんどの人が銀行等の「住宅ローン」を利用するケースが多いでしょう。住宅ローンのメリットは、金利が低く設定されているということです。それは大手の都市銀行でも、信用金庫や信用組合でも比較的低く設定されているので、元金と利息を含めても返済が負担にならないような仕組みになっているのです。ですが、住宅ローンは一度借りてしまうと、数十年にわたる返済をすることになります。いくら金利が低いからと言っても借りすぎは禁物です。自分の給料の金額を考えて、返済に窮しないような金額を借りる事が大切です。
返済金額が少なくなるようなコツとは？
住宅ローンで毎月返済していく金額は、出来るだけ少ないほうがよいです。そうするためにはいくつかのコツがあります。まずは、建設費用を抑えることです。無理に大きな家を建てたり購入したりすると、借入金額も比例して大きくなりがちです。他にも頭金を出来るだけ貯めておくとよいでしょう。出来れば住宅建設費用の2から3割は貯めておいた方がよいです。それ以外であれば、住宅ローンの返済期間を出来るだけ長期に設定してもらうことです。20年よりも25年、30年のほうが毎月の返済金額が減ることになります。ただし、支払いが長くなると利息も長期にわたるため、トータルで考えると支払金額が大きくなる可能性もあり、その点についてはよく考える必要があります。
予算が3000万円程度で建てられる家のことを、3000万 家と言います。新築住居に対する平均的な予算にあたります。